ホメオパシーは、世界で45か国以上の人々に利用されており、 ヨーロッパ各国では、ドラッグストア、駅・空港の売店、スーパー等でもレメディーが置かれており誰でも気軽に買うことができホメオパシー医療が市民生活に溶け込んでいます。
イギリスは国立ホメオパシー病院が4つあり英国王室御用達となっています。
一方インドでは世界最大のホメオパシー大国で150校以上のホメオパシー医学学校があり30万人以上のホメオパス医師が在籍しています。
また世界のセレブや著名人にはホメオパシー愛用者が多いということも知られています。
ホメオパシーとは、同種療法と訳され18世紀のドイツの医師ハーネマンによって開発されました。
当時、マラリアの特効薬として使われていたキナの樹皮がマラリアに効く理由は苦いからと言われていましたが、ハーネマンは疑問を持っていました。
なぜならキナ皮よりももっと苦い生薬があるのにマラリアに効かなかったからです。
それで村人に協力してもらいキナ皮を食べてもらったところ、健康だった村人が周期的・断続的な発熱が起きマラリアと同じ様な症状になったのです。
実際、キナの中毒症状もマラリアと同じ様な症状でした。
一方、マラリアと同じように周期的・断続的に発熱する病人にキナ皮を食べてもらったところ治ってしまいました。
ハーネマンこの事実を目の当たりにして驚き、同種療法(似たもので似たものを治す)をこの一件から発見したのです。
その後、ハーネマンはいろいろな物質で実験を続け、病人の症状と同種のレメディーを摂らせることでその人の自己治癒力を触発させ、体内に蓄積している老廃物(異物毒物の体毒など)を排泄させて健康を取り戻す療法を編み出したのです。
日本では、古くから民間療法で風邪をひいて喉が痛むとショウガ湯を飲んで喉のヒリヒリを治したり、熱が出たら卵酒を飲んで身体を温めていました。
鼻水やくしゃみが出る時は長ねぎを首に巻いていました。長ねぎは玉ねぎと同様に鼻水やくしゃみを起こすからです。先人達は、同種の療法を体験的に知って利用していたのです。
①自分で自分の健康を守ることができます。
②急性症状にすぐに使用でき、効果的で副作用がないです。
③身体の自浄能力が高まり、不要な老廃物を排泄してくれる。
④レメディーで予防することもでき、症状が出ている最中に摂れば回復が早くなり、そして 病後の症状の経過がよくなります。
⑤副作用がないので、子どもや妊婦さんにも使えて安心で安全です。
人間の身体は、病気になると自然治癒力が働きます。
それは身体の中に入った悪い物を身体の外へ押し出して治そうとする働き(急性病)によるものです。
この排泄作用は、かぜ薬、せき止め、解熱剤、下痢止め等を摂ることにより身体から悪い物を排出することができなくなり老廃物(ウイルス、細菌、異物などの体毒)が身体の中に溜まってしまいます。
それを繰り返すうちに身体の中は毒素で一杯になりアレルギーやアトピー等の慢性病を引き起こします。
ホメオパシーはレメディーで自然治癒力を発動させるためのスイッチを押させ、ホメオスタシス(身体を正常に保とうとする働き)の自浄作用に任せ無理に止めるようなことはしません。
そしてこの作用のことを「好転反応」と言って老廃物(異物毒物などの体毒)を排出させるのにかかせない重要な反応として考えています。
これを乗り越え排出し切ることで、健康な身体に戻ることができると考えているのです。